無料の家計簿アプリ2つとエクセルもしくはGoogleスプレッドシートで十分
夫婦のお金の管理であれば、無料の家計簿アプリ2つ、あとはエクセルもしくはGoogleスプレッドシートで十分管理できます。
集計は家計簿アプリ、共有はエクセルもしくはGoogleスプレッドシートを使います。
アプリによっては、有料で夫婦間の共有口座の管理機能やカテゴリ分けの機能がついたりしますが、無料版で十分です。
お金を節約するのが目的なので、シンプルに互いの情報を共有すればそれで足りるからです。
私は夫婦で5年以上家計簿を共有しております。
お互い個人口座は持ちつつ、生活に必要なお金は月末締めでお互いに精算し合うといったスタイルです。
共通の口座を開設するわけではありません。
ですが、しっかりと誠実に情報を共有し合うことで、信頼関係が維持できています。
無料の家計簿アプリやエクセル・Googleスプレッドシートを駆使して、無理なく無駄なく節約して、夫婦の信頼関係を築いていきましょう!
家計簿アプリはどういった基準で選ぶか
まず結論ですが、夫婦のお金の管理であれば、無料の家計簿アプリ2つ、個人口座用にマネーフォワードミー、夫婦の精算用にDr.ウォレットを使います。
あとは情報の共有はエクセルもしくはGoogleスプレッドシートで行います。
集計は家計簿アプリ、共有はエクセルもしくはGoogleスプレッドシートを使います。
では、家計簿アプリはどういった基準で選んでいるのか。その基準と各アプリの簡単な使い方を以下で説明します。
まず前提として、家計簿アプリ1つで集計から共有まで行おうとすると、有料プランにならざるを得ないので、家計簿アプリは集計のみ、共有はエクセルもしくはGoogleスプレッドシートで行います。
基準①レシート読み取り機能があること
レシート読み取り機能は必須です。
ウチは現金取引がないから・・・という方でもこの機能はあった方がいいです。
家計簿をつけるハードルがグッと下がります。
ここでおすすめはDr.ウォレットです。
撮影したレシートをオペレーターが代行入力してくれるという点がおすすめです。
無料版だと「カテゴリー」「単価」は入力されませんが、カテゴリー分けも多くて5〜8種類までに絞れば問題ありません。
基準②インターネットバンキングを利用した口座連携機能があること
現金取引についてはレシート読み取り機能が有効だったのに対し、こちらは口座引き落としやカード払いのものを自動で記録してくれる機能になります。
最初は設定に手間が掛かりますが、一度設定してしまえば、入出金があるたびに通知や記録を行ってくれます。
基準③カテゴリ分けが無料でできるもの
カテゴリ分けが無料でできるものを選びましょう。
最初はカテゴリを多く作り過ぎてしまう傾向があります。
食費・水道光熱費・消耗品などは必須として、多くても5〜8つに絞りましょう。
家計簿アプリとエクセル・Googleスプレッドシートの使い方をご紹介
それでは具体的な導入の流れ、精算の流れをご紹介します。
導入①個人用にマネーフォワードミーをダウンロード・登録
まずマネーフォワードミーを各個人用として登録します。これはマネーフォワードのアプリの指示通り登録していけば問題ありません。
注意点としてはマネーフォワードミー無料版の場合には金融機関の連携は10件までとなるという点です。
導入②夫婦の精算用にDr.ウォレットをダウンロード
Dr.ウォレットは主に夫婦の精算用に使います。レシートをパシャパシャ撮影して、負担した金額を出します。
金額が出たら、カテゴリー分けをします。食費・水道光熱費・通信費・消耗品・交際費・娯楽・その他あたりをよく使います。
導入③月々の精算 共有用にエクセルもしくはGoogleスプレッドシートを準備
アプリで集計・カテゴリー分けできたものをエクセルもしくはGoogleスプレッドシートに転記します。
収入が同じくらいの夫婦であればそのままの金額で精算でもいいかもしれませんが、収入に差がある場合は割合で按分します。
区分 | 支出項目 |
2023.8 |
メモ |
たくぞー | パートナー名 | 合計 |
1 | 日用品 | 日用雑貨 Dr.Walletで集計、
美容・衛生 Dr.Walletで集計(ドラックストア) |
水カートリッシ、
グレーチングパッキン |
30,000 | 52,000 | 82,000 |
1 | 食費 | 食費 Dr.Walletで集計、
ウォーターサーバ代 PayPayアプリより転記 |
7,200 | 36,000 | 43,200 | |
1 | 家具家電 | 家具・家電 Dr.Walletで集計 | ベッド | 25,000 | 25,000 | |
1 | 娯楽レジャー | 娯楽 Dr.Walletで集計 | 3,000 | 7,000 | 10,000 | |
1 | 被服費 | 0 | ||||
2 | 住宅ローン | 住宅ローン マネーフォワードミーより転記 | 65,000 | 65,000 | ||
1 | 通信・携帯 | Wi-Fi PayPayアプリより転記 | 7,000 | 7,000 | ||
1 | ガス | 0 | ||||
1 | 電気 | 水道光熱費(電気)銀行口座引き落とし
マネーフォワードミーより転記 |
12,000 | 12,000 | ||
1 | 上下水道 | 水道光熱費(水道)銀行口座引き落とし
マネーフォワードミーより転記 |
6,000 | 6,000 | ||
5 | ガソリン | 0 | ||||
5 | 車関連 | 0 | ||||
2 | 住宅火災保険 | 0 | ||||
4 | 保険1 | 0 | ||||
3 | 教育費 | パートナー銀行口座引き落とし
マネーフォワードミーより転記 |
30,000 | 30,000 | ||
1 | 慶弔費用 | 交際費 Dr.Walletで集計 | お中元 | 10,000 | 10,000 | |
2 | 管理修繕等 | 0 | ||||
2 | 固定資産税 | 0 | ||||
合計 | 130,200 | 160,000 | 290,200 | |||
割合 | 10 | 6 | 4 | 10 | ||
割合金額(合計金額を割合で按分) | 174,120 | 116,080 | 290,200 | |||
差額調整額 | -43,920 | 43,920 | 0 |
差額調整額の欄で精算金額が出るので、どちらかがパートナーに対し金額を精算して完了になります。この場合たくぞーが支払います。
精算したい金額をカード払いしている場合はPayPayアプリなどのキャッシュレスアプリの明細から転記していきます。
銀行引き落としの場合はマネーフォワードミーから転記します。
転記は最初は手間ですが、1度作ってしまえば毎月支払いはほぼ同じですので楽になっていきます。
導入④夫婦の費用推移表を作成 エクセルもしくはGoogleスプレッドシートで(サンプルエクセルあり)
月々の精算ができたら次にやることは、かかった費用の金額を推移表に転記することです。
ここら辺は数式を組んでおいて、自動転記されるようにしておくと、次回以降月々の精算が終わったら推移表もできている状態になります。
エクセルファイルも添付するので、編集してご利用ください。
導入⑤個人の費用推移表を作成 エクセルもしくはGoogleスプレッドシートで
個人用にマネーフォワードミーで集計したデータも費用推移表を作成しておきます。
これを作ることで、趣味の浪費もストッパーがかかります。
この流れで管理していけば、毎日の家計のやりくりは手軽に行いつつ、将来必要になったとき、必要なデータを取り出すことができます。
毎月、夫婦でお金を通して将来について話し合う
将来必要になったときとは具体的には、家の購入を考え始め、人生プランや生活パターンをを考え直すときなどが該当します。
ここら辺については別の記事でご紹介できればと思いますので、お楽しみに。
まとめ
まとめです。
・家計簿アプリは無料で2つ、
・共有はエクセルもしくはGoogleスプレッドシートで十分。
・毎月、夫婦でお金を通して将来について話し合う
以上を行うことで、無理なく無駄なく節約して、夫婦の信頼関係を築いていきましょう!
この記事を読んでくれた方に幸あれ!
それではまた!